俺のワケアリ彼女



朝、出席をとるためにクラスに入る。




すると、転校生裕也が涼に包みを渡していた。




明らかに誕生日プレゼント・・・・・あいつ・・・なんで涼の誕生日知ってんだよ・・・・!!




涼も嬉しそうに笑ってるし・・・・。




ムカつく。




あームカつく・・・・。




涼は俺と目が合うとプレゼントを隠した。




「・・・・」




俺はニコッと笑いかけた。




すると涼は明らかにオドオドする。




涼の反応を視界の隅で見ながら出席をとる。







「起立、礼」




俺は挨拶が終わるとサッサと準備室に向かった。




少し準備室で資料を整理していたら、ガラッとドアが開いた。




「・・・・先生・・・」



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