俺のワケアリ彼女
涼にケーキを出す。
「今日、涼の誕生日だろ?」
すると、涼の顔色は嬉しさと不思議さがまざる。
「涼、先生に誕生日教えてないよ?」
「教師なんだから、それくらいわかる」
涼に軽くキスをした。
ちゅっって音がなる。
「・・・先生・・・」
涼はケーキを持ったまま顔を赤くした。
「ケーキ冷蔵庫に入れといて」
「うん!」
涼にケーキをまかせる。
俺はスーツを脱ぎにいった。
苦しいネクタイを外してラフな格好に着替えてキッチンに向かう。
テキパキと夕飯を作る。
「涼も手伝う。」
涼が顔を出す。
「皿並べて?」