俺のワケアリ彼女
涼は食器を持っていく。
俺が出来た料理を並べて椅子に座ると涼は手を合わせた。
「いただきます・・・」
そう言って食べはじめる涼。
「ケーキの分腹あけとけよ?」
「うん!」
俺がそう言うと涼は本当少ししか食べなかった。
もともと食が細いからな・・・・。
「先生、ケーキ食べていい??」
キラキラした目で聞いてきた。
そんな可愛い涼に俺は顔が緩む。
「いいよ」
そう言うと涼は冷蔵庫からケーキを出してきた。
小さめの丸いケーキ。
「可愛い・・・!」
涼のほうが可愛いから・・・。
ケーキを包丁で切ると涼は幸せそうに一言食べた。