俺のワケアリ彼女



涼は食器を持っていく。




俺が出来た料理を並べて椅子に座ると涼は手を合わせた。




「いただきます・・・」




そう言って食べはじめる涼。




「ケーキの分腹あけとけよ?」




「うん!」




俺がそう言うと涼は本当少ししか食べなかった。




もともと食が細いからな・・・・。




「先生、ケーキ食べていい??」




キラキラした目で聞いてきた。




そんな可愛い涼に俺は顔が緩む。




「いいよ」




そう言うと涼は冷蔵庫からケーキを出してきた。




小さめの丸いケーキ。




「可愛い・・・!」




涼のほうが可愛いから・・・。




ケーキを包丁で切ると涼は幸せそうに一言食べた。



< 356 / 363 >

この作品をシェア

pagetop