俺のワケアリ彼女
先生 Side・涼



昔から先生も学校も嫌いだった。



先生は私のこと相手にしてくれない。



いつも悪い子。



私は悪者。



友達だってできない。



でも、先生は違う。



高校のクラス担任の壱先生は違った。



違うのかな?



優しい。



優しくて先生は好き。



お父さんとおじさんから助けてくれたから。



先生も飴くれる。



だから好き。



「わはは!今日こそレッドを倒すぞ!」



テレビの音。



テレビに食いつく。



そのときに、玄関が開いた。







誰・・・?



すると、綺麗な女の人が入ってきた。



「あなたが涼ちゃん?」



艶やかな口紅が光る。



・・・怖そうな人・・・・。


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