俺のワケアリ彼女



女物の服はよくわからん。




ほっておこうと思ったが、涼に服の袖を掴まれて結局店内に入った。




「先生、どの服かわいいと思う?」




楽しそうに服を選ぶ涼。




だけど・・・・!!!!




「涼、ここでは俺のこと先生はダメ!壱って呼べ?」




「壱ー・・・?」




首を傾げる涼。




しばらく黙り込んだ涼。




「いっちゃん!いっちゃんって呼ぶ!」




いっちゃん・・・・?




なぜにちゃん付け?




「わかった、それでいい。」




「うん、」




涼と服を買った後・・・下着も見る。




さすがに俺はベンチに座ってまっていた。




涼は店員にまかせた。




「いっちゃんピンクと水色どっちが可愛い?」



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