キミとのこと
カナタくんは背が高くてちょっと大人びた雰囲気だった。


2人して照れながら「よろしく」って言った。


キミはニコニコ笑ってた。


「カナタがんばれよ」って。


そんなこと言わないでよ。

「ミユウちゃん、こいつほんとにいいヤツだから」


二度も言わないでよ。
あたしにそんな笑顔見せないでよ。


もう忘れよう。キミのことは。
< 14 / 38 >

この作品をシェア

pagetop