好きです高田君
「お前ら何やってんだ早く寝ろよ」
見回りの先生が来て私達は、それぞれのベットに入って行った。
「ごめんな」
「なんで晴生が謝るの」
「俺のせいで伊藤とあいつの幼なじみの関係壊して」
「ううん晴生のせいじゃないよ。だから気にしないで」
「なんでそんなに無理するんだよ」
「えっ無理なんてしてないよ」
「今にも泣きそうな顔してるのに」
「そんな事ないよ」
「俺の前じゃ素直になれない」
「ううん違うよ」
「じゃあもっと俺の事頼れよ。辛いんだよ。伊藤が辛いのに我慢して明るく振る舞ってるのをみてるのが辛いんだ。」
晴生そんな風に思っててくれたんだ。
「ありがとう。私晴生に出会えてよかった」
「俺も伊藤に出会えてよかった。おやすみ」
「おやすみ」