禁断の恋。~教師×生徒~
先生から目が離せなくなった事に気付いたあたしは我に帰る。




そして平然を装う。




「おおー!!先生じゃん。久しぶりっ!!」



あたしは、今までめっちゃはしゃいでました感を出して先生の元へ行った。



先生は少し首を傾げてから



「…おっおう!!て昨日ぶりじゃねえかよ。馬鹿」



「あっはは。そうだっけ?今から恋してくるんだよね~っ♪先生同士のっ!」



あたしは平常心で言う。




きっと顔はひきつってるだろうけど。



「うっせぇ。んなもんじゃねーよ。交流会みたいなもんだろ。俺もすぐ帰りたいし。」



先生があまりノリ気じゃない事に少しホッとする。



「嘘だぁ~。先生そんなカッコいいパンツはいてさーっ。気合い十分じゃんっ」



先生は蓮が着てるセミロング丈の少しシャカシャカしたパンツに似ている…同じ黒だし。




「おっ。まじ?かっこいいだろ?海ん時は毎回コレだけどな。」



本当にかっこいい。



「…言わなきゃよかった。」



気持ちがどんどん溢れそうになる…。



会話が途切れたと同時にあたしの手は思い切り後ろに引かれてあたしは後ろに倒れて体操座りの形になった。
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