禁断の恋。~教師×生徒~
理解できない。




先生があたしを抱きしめてるってゆう現状況しか…。




「…う…うぅ…」




あたしの声は自然と漏れていて…自然と涙が溢れて流れた。




あたしは先生のパーカーが濡れちゃいけないと思って先生から離れようとするものの、先生の強い力には敵わない。




「んせっ…先生っ…パー…カー…濡れちゃう…よっ…」



声にならない声でやっと発した言葉。




「うっせえよ…。んな事どうだっていいんだよ。」




先生の優しさに…ぬくもりに…涙は止む事なく流れ落ちる。




次第に先生のパーカーがあたしの涙でぬれて行く。



それでも先生は気にせず強く抱きしめる。




「……竹井先生…来ちゃったらどうするの…?!」




「なんで今、竹井先生が出てくんだよ。」
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