禁断の恋。~教師×生徒~
って・・・。


何やってんの、あたし。

教師だっつーの。


でも女子に囲まれる本浦の笑顔から


目を離す事を忘れる。




「ほーらっ!口開いてるよっ!」


絢奈の言葉があたしを現実に戻した。



「あ・・・ああいただきます!」

照れを隠すように、はりきって言う。


「どーしたの。なつきっ」


「・・・・・いや・・」



「恋?」


絢奈のその一言に、あたしは

飲んでいたカフェオレを吹きそうになる。



「恋とかっ!!」

なぜか、心が焦ってる。

その焦りに絢奈は気付き、言う。


「んふっ♪分かりやすすぎだよっ!

んでもって焦りすぎっ」
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