禁断の恋。~教師×生徒~
なのに…。


心は素直に言う事聞いてくれない。



「こら。どーしちゃった?なつき」



「なんにも・・ないよ。」



「なんかあるならさ。相談してよ?あたし聞き上手だしっ♪」



「・・・うん・・・。」


「恋なら恋って・・・認めていいんじゃない?」


認める?


何を?


教師への恋を?


出来る訳ないじゃん。


無理だよ。こんな気持ち、続けるわけにいかないよ。



「あたし、そんなに頼りないかな。」

絢奈は少ししょぼんとして俯いた。


「そんなことないよ!」


「でも話してくれないじゃん?」


「それは・・・。」
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