禁断の恋。~教師×生徒~
声にならない声でそう問いただす




「絢奈さがす続き。」




正面をむいたまま言い放つ蓮





恐いって…




するとやばいと思ったのか蓮が後ろを向いて





力が抜けたように溜息をつく。



「ふあ~…わりい…ヤキモチ…かな」




「………ぅん」



蓮がふわっとしゃがみこんで頭をかく。



「……やっぱ聞いて?ちゃんと…海の時は気付いてたから俺の事避けたんしょ?急に。」




「……ごめんなさい。」




「いや、俺も急だったし…でも今回はちゃんと聞いてスッキリさせて?」




「……はい」



そういってあたしも蓮の前にしゃがんだ。
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