禁断の恋。~教師×生徒~
「それ褒めてんのっ!?」




「褒めてるよ。そゆとこ大事にしろよ」




大事にするも何も…



「……もぅ…ごめんね…。でもなんで?」




「俺が気付かない訳なくね?!南月、数学の時間めっちゃ可愛いんだけど。恋する乙女って奴だな。本浦見てる南月が好きなのも確かだったけど…本浦に妬いたよ。」




「……すごいね。」



「すごかねーよ。でも決めたよ。本浦とくっつけよ南月。」




「え…?なんで…」



「俺、本浦見てる南月を好きだから…応援はしてやるけど、諦めてねえかんな。本浦の事で何かあったら言って欲しい。これを機に仲壊すとかありえねえし、南月おもしれえから友達でくらいいさせてくんね?」




あたしの事をこんな風に考えてくれる人がいるんだ…




初めてかもしれない、こんなの。




あたしは愛されてるのに…申し訳ない…



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