禁断の恋。~教師×生徒~
「それ俺のオンナ。」



全員が後ろを振り返る。







あたしが見つめた先にはずっと探した先生がいた。




「先生…!」




「…先公?…ハッ…笑っちまうな。何が俺のオンナだよ。」




「放せよ。そいつ。」




「やだね。俺のオンナだから♪」




男がそう言ったとたん先生が力強く男の手を掴んだ。




「痛っ!!」



その衝撃で男はあたしの衿を放した。




「てめぇ何すん――――


「警察呼ぶぞ。いいのか?殴りたいなら殴ればいいけど?」



挑発的な先生の態度に男たちは走って立ち去った。
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