禁断の恋。~教師×生徒~
そこには先生がイスに座って教卓の上で寝ていた。





「先生…せっかく来たんだよ。もう…明日で終わっちゃうんだよ…もう!!寝ちゃってさ…きゃっ!!」





独り言をつぶやいていると視界が何かに覆われた。






「…ぶつぶつうっせえよ。」





先生の笑った声が上から聞こえる。






先生…





あたしは抱きしめられていた。





あたしも先生の背中に手をまわしてギュっと抱きついた。





「明日卒業なんて…寂しすぎるよ。」






「早いな」
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