禁断の恋。~教師×生徒~
ごめんね。井上。


「今日は良い事あるかなっ♪」なんて


気の良い事ぬかしながら笑みを作った。



「でもさ。なんかあったらちゃんと話してな?一応・・・彼氏・・だし。」


井上は照れたように言った。




・・・彼氏。


改めてそう言われると実感が無くて。


しばらく固まった。



「駒野・・。?」



「あ・・・あはっ!ごめんねー!眠くてさ。」



「朝から調子いいんじゃねえの?」



「ああ・・・けど夜何度も起きたんだ~!」


無理な言い訳をした。


井上の顔をチラッと見ると


さすがに井上も、疑った目であたしを見てた。



もう・・・。


嘘で塗り固めるのは疲れたよ。
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