禁断の恋。~教師×生徒~
あたしは、静かに頷いた。


先生に腕を掴まれて、立たされた。



先生が、あたしの手を握ってくれた。



下を向いてるあたしをちゃんと歩かせてくれてるんだね。





授業の声の聞こえる廊下を静かに、あたしと先生は歩いた。



あたしと先生は職員室に寄って、先生と学年主任の話を聞いていた。



「こいつの母さんが意識不明で倒れたみたいなんで、こいつ早退させます。」



「そうなんか。大丈夫か?駒野。」


主任は、心配したように問いだす。


あたしは、言葉を出さず、頷いた。



「俺、こいつ連れてくんで。病院。」


ドキッ・・・。


連れてってくれるんだ・・・。嬉しい。



「すまんな。数学の時間は自習とさせておくよ。」



「すいません。ありがとうございます。」

先生は、主任の先生に丁寧に礼をした。


先生は職員室に入って、病院に行く準備をした。
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