禁断の恋。~教師×生徒~
その間、主任の先生が相手をしてくれた。


正直、そんな気分じゃないのに。


「荷物・・・君の家に近い人に、持って行かせていいか?」



「あ・・。はい。すいません。」


自分でも驚くほど声が出ない。


すごい小声で言ってしまった。




先生は支度が終わりあたしを手で誘った。



「では、気を付けてな。」


主任の先生にお辞儀してあたしと先生は駐車場へ向かった。



先生はバイクの鍵を開け、先生が先に乗った。


「乗れっか?」


先生は、あたしの腕を支えてくれた。


あたしは、とりあえずバイクに乗る事が出来た。


先生はエンジンをかける。


「つかまってろ。」



「・・うん。」


あたしは先生の大きな背中に抱きついた。
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