禁断の恋。~教師×生徒~
「姉の事、傷つけ続けてきたのは、きっとあたしです。」
「そんな事無いと思いますよ?・・」
「いや、ほんとに。姉は辛いはずです。今までずっと辛かったはずです。それを誰にも言わず一人で抱え込んでいたはずです。あたしに弱音なんてひとつも吐きませんでした。」
「。。。駒野。。」
「あたしの家、家庭環境悪いんです。母は、鬱病なんです。母をそこまで追い込んだのは他でもない。あの最低な男のせい・・。あんな男、もう父親なんて言いません。暴力・酒・女。母はそんな状況を耐えてあたし達を守り続けてきてくれた・・・。」
そんな事が・・・駒野に・・・。
普段は、元気で、ちょっと生意気で、でも素直な何不自由ない奴だと思ってた。
違ったんだな。
あいつ、必死に耐えてたんだな。
でも。いい妹持ってんじゃねえかよ。
「姉を支えてあげて下さい。お願いします!」
妹さんは、とても頭を下げている。
「頭上げて下さい。」
妹さんがゆっくり頭を上げた。
妹さんの頬には、きれいな涙が伝っていた。
「そんな事無いと思いますよ?・・」
「いや、ほんとに。姉は辛いはずです。今までずっと辛かったはずです。それを誰にも言わず一人で抱え込んでいたはずです。あたしに弱音なんてひとつも吐きませんでした。」
「。。。駒野。。」
「あたしの家、家庭環境悪いんです。母は、鬱病なんです。母をそこまで追い込んだのは他でもない。あの最低な男のせい・・。あんな男、もう父親なんて言いません。暴力・酒・女。母はそんな状況を耐えてあたし達を守り続けてきてくれた・・・。」
そんな事が・・・駒野に・・・。
普段は、元気で、ちょっと生意気で、でも素直な何不自由ない奴だと思ってた。
違ったんだな。
あいつ、必死に耐えてたんだな。
でも。いい妹持ってんじゃねえかよ。
「姉を支えてあげて下さい。お願いします!」
妹さんは、とても頭を下げている。
「頭上げて下さい。」
妹さんがゆっくり頭を上げた。
妹さんの頬には、きれいな涙が伝っていた。