禁断の恋。~教師×生徒~
「任せてください・・・。俺が姉ちゃん支えます。」


先生・・・・。


先生・・・・。


せっかく目洗ってきたのに、また泣いちゃうよ。


嬉しすぎて・・・先生に、幸せを約束された気がして・・。


無性に嬉しい。


なんて大げさかな?



あたしは平気なフリをして二人の前に現れた。


「ごめんね?遅くなってっ!」


「お姉ちゃん・・・。」


先生は、あたしの事を心配そうに見る。


「真奈美、何泣いてんの!先生、泣かさないでよ。笑」


あたしは、笑顔で言って見せた。


顔が引きつる。



先生。お願い。今のあたしの顔見ないで。?



「駒野・・・。」



「ん?・・」

気付かれたかな。



「・・いや・・なんでもねぇ。」
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