禁断の恋。~教師×生徒~
「行って来い。おまえも。」



先生は、静かに言った。



あたしは静かにうなづいた。



そしてゆっくりとお母さんに近づいた。




お母さんは、目を閉じていた。



お母さんの青白くて、少し切なさを感じる顔を見て



あたしは、涙があふれ出た。



「おかあさん。。。」



苦労させたね。



ごめんね。




こんなことになるなら。



もっとお母さんの辛い悲しみを、



一緒に背負ってあげられれば良かったのに。




「ごめん・・・なさい・・・。」



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