禁断の恋。~教師×生徒~
でもそんなあたしとは裏腹に先生はすぐに冷静に言う。



「まぁ会ったら会っただな。俺の裸、勝手に見んなよ。」



「見る訳ないじゃん。って先生こそ誰と行く訳?」



「先生たちと。」



「え。先生たちと?!やめてよ!あたしらが先生に監視されてるみたいじゃん。」



「大丈夫だって。若い先生たちばっかだから、お前らの事なんか見ねえで、新しい恋さがすだろ。」



若い先生…?



「たとえば誰?」



「んー竹井先生とか戸田先生とか?」



竹井先生…。



て確か先生に気がある事で有名だよね…。



なんか嫌だな…。



「そーなんだ。いいね。女の先生に囲まれてさ。」



「いや他にも男いるし。お前こそ男に囲まれてるだろ?」



「…そーだけど。」



「まぁお互い楽しもうな。」



「…はい…。」


あたしは何故かイントネーションのおかしい敬語に…。
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