キミがいたから～Thank you～

「肌白いねーっ」
「ありがとうー」
祐哉に会いたいなぁー…
「あれー？眞凛、元気ないじゃん？」
「祐哉！気安く名前よんじゃだめじゃん!!」
「あー、全然いーよー」
「ほらー！香澄のばーか」
「だまれ、あ、あたしは森野香澄、よろしくー。香澄でおっけーじゃけんね」
「かーすーみー!!彩の眞凛をとるなっ!!」
「とってないけん！友達になっただけじゃけん！」
「はは…」
あたしは苦笑することしかできなかった。祐哉にあいたすぎて…
あ、メールすればいいんだっ!
たしか圏外ではないはｚ…
――ピーピー
「充電してくださいぃ!?」
「眞凛ー、急にでっかい声だすなや、びくるじゃん」
「あ、ごめん」
こっちの祐哉、みたかんじ本当にチャラい…
「あ、ケータイもってきとんじゃ」
「あー、うん」
「ここの学校、もってきちゃいけんのんじゃけどね」
「え!?まじ!?」
えー…普通に持ってきていいのかと…
「まぁ、2ーAは悪じゃけん、もってきとるひとほとんどじゃけど」
「祐哉、俺と一緒にするな」
少し声の高い子の声がした。
「葵!!…相変わらず真面目～…」
「高校の受験に響くけん、しょうがないじゃろ」
「2年生は1番遊ぶときなんよ!?」
「それでも、俺は勉強の時期。だまっとけ」
真面目さんっぽいけど…男っぽいね
どっちかというとかわいらしい系かな？
「あ、こいつは栗原葵。真面目じゃけん、ほっといたほうがいいよー」
「うるさい、勉強のじゃま、」
「眞凛ー、あっち行こうや」
「いや、祐哉がおらんかったらそれでいい」
「ぷっ…はははっ」
面白くてつい吹き出ししてしまった
「眞凛、そこは慰めてくれるところじゃろ」
「え～」
「つか～葵がうけとったし～」
「彩はしゃべったら大体しけるよねっ!!」
彩がそういった瞬間教室中が静かになった…
「ひどっ…」
「ごめんごめん、本当はしゃべろうと思ってたんだけど～」
「眞凛、フォローはいいけん。」
「フォローじゃないし」
彩のテンションがた落ち…
「彩らぁって仲いいねー」
「そぉよぉ！あやらぁであったときから親友じゃけんね!!ね、眞凛!!」
「あー、うん」
一気にテンション上がったよ…
でも、このクラス、めっちゃ楽しい