キミがいたから~Thank you~


「…俺、眞凛と同じところにいるんだ♪」
「え…?」
な、なんで?
ウソでしょ?
…ちょ、なんで?
「…嬉しくない?」
「んーん、すっごい嬉しいよ!…でも、なんで?」
「眞凛に会えないとか、めっちゃ寂しいから…こっちに知り合いがいてさ、そこにすむことになったんだ♪あ、彩と友紀もいるから☆」
「え、いつめんのみんながいるってこと!?」
「…そーなるな」
またみんなと一緒…。
いつめんのみんなと…。
「ってことで、明日、そっちへ行きますよっ♪」
「やった!待ってるねっ」
やばい…ニヤけちゃう……

ふふふ、明日が楽しみー!!
枕に顔を埋めて叫んだ。嬉しすぎて泣きそう…。
…やっぱり眞凛には祐哉だけなんだ…。
…祐哉しか、頭にない…。
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