キミがいたから~Thank you~
「席つけよー!!!」
きたきた、なかもっちゃん。
男の先生で、中本って言う。みんながなかもっちゃんって言ってるから、眞凛も呼んでるってわけ。
「今日は早速だが、転校生を紹介する、入れ。」
教室がザワザワし始める。
そして、祐哉たちが入ってきた。
なんか、祐哉と初めてあったころ思い出すなあ…。
「じゃ、塚本から自己紹介。」
「塚本祐哉です。よろしくお願いします。」
「田中彩です。よろしくお願いします。」
「中村友紀です。よろしくお願いします。」
「ということでーお前らはあの席に…ってなるとこだが…人数増えて二クラスになります!」
うそだろぉぉぉぉ!!!
せっかくさあ…
…ん?
『い・っ・しょ・が・い・い・ね』
彩が立ったまま口パクで言う。
あやーっ!彩…彩彩彩!!眞凛も一緒がいいよー!!!
『ま・り・ん・も!!!』
眞凛も口パクで返すとにこっと微笑み返してくれた。
「じゃあ、2組、名前よぶぞー…」
祐哉と一緒!祐哉と…
「あ、そうか・・・ここの塚本と転校生の塚本…名前一緒だからなあ…。うーん…。」
「先生、あだ名つければいいと思います。」
井上の彩が言い出した。
「おー、そうか、そうか…じゃあ、転校生はつっかーでいいか?」
「あ、はい」
うきゃー///祐哉の笑顔かっこよすぎる…。
え、かっこいい?今まで可愛いだったのに…。
「じゃあ、2組だけ呼ぶけん、呼ばれたやつは隣の教室へ移動なー」
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