キミがいたから~Thank you~

…移動が終わり、眞凛はA組…。
祐哉たちはと言うと…。
…うふふ、同じクラスー!!
彩も友紀も!!
…でも、こっちの彩…留華は…B組…。
みんな同じがよかったなぁ…なかもっちゃんのばかぁ・・・。

ホームルームが終わるとすぐに祐哉のところへ行った…けど…
みんなが祐哉の周りにいて眞凛の入る隙間もない…。
…いいよ、友紀のとこいくもん…。
「うそぉ…」
友紀のところも人がたくさんいる…。
「彩ぁー…」
「眞凛~…」
再開するなり彩に抱きつく。
久しぶりだあ…。彩、身長伸びたなぁ…。眞凛と一緒くらいだったのに…。もう眞凛が見上げないと話せないくらい。
「彩、身長伸びたね。」
「そう!3ヵ月で5cmも伸びたの!」
眞凛が東京を離れて、もう3ヵ月も立つのか…早いなあ…。
「眞凛、身長縮んだ?」
「縮んでないもん…。」
「彩は身長164ですもん」
あれ?身長同じくらいじゃない…。
だって、3ヵ月前って152だよ…?まぁ、今もだけど…。
「うそぉ!?」
「本当だって。今日測ったし」
ふふん、と自慢げに言う彩が可愛らしかった。
「…祐哉も友紀も人気だね…。」
「うん…。」
「まっ、友紀は誰にも渡しませんけど。」
「こんな小さい学校で…取られるなんてあるの?」
「小さいからこそ!!!」
…まだ二人とも続いてるんだ、良かった良かった。
…祐哉と話たいよお…。
< 33 / 38 >

この作品をシェア

pagetop