キミがいたから~Thank you~
「眞ー凛!あんたらラブラブじゃね!」
「花!!ちゃん…!!」
「久しぶりに絡んだね!花でいいから!」
「分かったぁ」
中田花…。
香澄が祐哉に告ったときに仲良くなった…みたいな?このクラスでも仲良くなれたらいいな♪
「祐哉、最近サボってるらしいね」
「そうなの!?」
祐哉はB組になったからよく分かんない。葵もB組。
「うん。あーあ…。葵と一緒がよかった…」
「え?」
花って葵が好きだったの!?え、びっくり…。
「あ…////」
「そーだったんだあ…?」
「この彩様にも聞かせてもらおうか?」
「え、葵知ってるの?」
「うん、留華の友達だから、昔遊んでたし。」
あー、そっか…留華といとこなんだっけ?
「えと…///中1になってからかっこよく見えてきて…///」
顔をりんごみたいに真っ赤にしながら言う。
…可愛いなあ。
「告っちゃえばいいのに!」
彩…それが眞凛は告られてさ…。
「…でも、絶対花以外に好きなひといるもん…。」
そうなんです、あの人の好きな人は…って、何自分で言ってんだよ!
…断っとかなきゃ・・・。
「自分の気持ち伝えないでどうすんの!?もやもやしたままの気持ちでいいの!?」
彩…初対面のひとにスパルタしても…。
「…分かった。気持ち伝えてみる。」
「いつ?」
「…給食のときかな?」
「わかった!眞凛も協力する!呼び出しとかは眞凛にまかせて!」
「…よろしくね!」
よし、このときに葵に断らなきゃ…。
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