キミがいたから~Thank you~
――放課後――
「早くしないと…」
急いでかばんに教科書をつめる
…ボロボロでテープで修正だらけの教科書を…
教科書をこんなにボロボロにしたのは、恵莉茄だった
でも、これで授業を受けていても
授業別の先生は皆、何も言わない…
教科書の過去を振り返っていると…
「ねぇ、眞凛ー」
恵莉茄が話しかけてきた。
「な、なに…?」
「そーんな、怖がらないでよっ
あのさ…眞凛って祐哉くんと仲いいでしょ?」
「ま、まぁ…」
なんとなく、恵莉茄の言おうとしていたことは分かっていた
「実はあたし、祐哉くんのこと好きなんだけどっ」
眞凛の予感は当たった
恵莉茄が祐哉が好き?だから何?眞凛に言ってこないでよ…
「眞凛?」
「それだけ?帰っていい?」
「え、ちょっと、」
「早く言ってよ…」
「協力してほしいんだけどっ!!!」
「ヤだ」
「え?」
「眞凛も祐哉好きだもん。
自分の好きな人と、自分をいじめてた人をくっつけるなんて絶対やだ」
「っ…ふざけんな」
「ふざけてない…眞凛は本気だから」
「っ…明日、どうなっても知らないから」
そういって恵莉茄は走って教室から出て行った
「眞凛ー。帰ろう」
祐哉が教室に来た
「うん!!てか、どこ行ってたの?」
階段を下りながら聞いた
何聞いてんだろ…
「ちょっと中庭まで」
微笑みながら言う祐哉…
恵莉茄に告られたのかな…
「なんか、元気ないけど…大丈夫?」
「え?全然大丈夫だよっ」
祐哉にピースする。
「祐哉ー!!眞凛ー!」
「一緒にかーえろっ」
「え、でも家の方向…」
「そんなこと…もう、検索済みさっ☆」
最後に☆マークが付きそうなほど目を輝かせて言う彩
「検索済みって…」
「なんかごめんねー><
でも4人とも同じ団地なんだよーっ」
「え!?まじで!?」
眞凛と祐哉は声を合わせて言った
「お二人さーん。声合わせちゃって…」
「ち、ちが、そんなんじゃ!!」
祐哉は焦りながら言った
「えー?ゆぅーやぁー?」
彩はニヤケながら祐哉を追い詰める
「友紀…帰ろう」
「あ、うん」
眞凛は友紀の手を引いて門を出ようとした
「こら!眞凛!彩の友紀を!」
「あ」
友紀が言った後、彩もやばいという顔をした。
「早くしないと…」
急いでかばんに教科書をつめる
…ボロボロでテープで修正だらけの教科書を…
教科書をこんなにボロボロにしたのは、恵莉茄だった
でも、これで授業を受けていても
授業別の先生は皆、何も言わない…
教科書の過去を振り返っていると…
「ねぇ、眞凛ー」
恵莉茄が話しかけてきた。
「な、なに…?」
「そーんな、怖がらないでよっ
あのさ…眞凛って祐哉くんと仲いいでしょ?」
「ま、まぁ…」
なんとなく、恵莉茄の言おうとしていたことは分かっていた
「実はあたし、祐哉くんのこと好きなんだけどっ」
眞凛の予感は当たった
恵莉茄が祐哉が好き?だから何?眞凛に言ってこないでよ…
「眞凛?」
「それだけ?帰っていい?」
「え、ちょっと、」
「早く言ってよ…」
「協力してほしいんだけどっ!!!」
「ヤだ」
「え?」
「眞凛も祐哉好きだもん。
自分の好きな人と、自分をいじめてた人をくっつけるなんて絶対やだ」
「っ…ふざけんな」
「ふざけてない…眞凛は本気だから」
「っ…明日、どうなっても知らないから」
そういって恵莉茄は走って教室から出て行った
「眞凛ー。帰ろう」
祐哉が教室に来た
「うん!!てか、どこ行ってたの?」
階段を下りながら聞いた
何聞いてんだろ…
「ちょっと中庭まで」
微笑みながら言う祐哉…
恵莉茄に告られたのかな…
「なんか、元気ないけど…大丈夫?」
「え?全然大丈夫だよっ」
祐哉にピースする。
「祐哉ー!!眞凛ー!」
「一緒にかーえろっ」
「え、でも家の方向…」
「そんなこと…もう、検索済みさっ☆」
最後に☆マークが付きそうなほど目を輝かせて言う彩
「検索済みって…」
「なんかごめんねー><
でも4人とも同じ団地なんだよーっ」
「え!?まじで!?」
眞凛と祐哉は声を合わせて言った
「お二人さーん。声合わせちゃって…」
「ち、ちが、そんなんじゃ!!」
祐哉は焦りながら言った
「えー?ゆぅーやぁー?」
彩はニヤケながら祐哉を追い詰める
「友紀…帰ろう」
「あ、うん」
眞凛は友紀の手を引いて門を出ようとした
「こら!眞凛!彩の友紀を!」
「あ」
友紀が言った後、彩もやばいという顔をした。