僕等の透明な夏

『あの…』

「何?」

佑人はバットをいじりながら答える。

『昨日…ごめんね』

「昨日?」

『勇介来たでしょ…』

「あぁ、気にしてないよ」

『ほんとに?』

「うん」

『そっか…』

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