僕等の透明な夏

「勇介君!あたしはっ?」

「ん?姫乃か~!相変わらず可愛いな!」

勇介はわしゃわしゃと姫乃の頭を撫でる。

姫乃はぽっと顔を赤くした。

昔から勇介に懐いてたもんな。

「じゃあ勇介、2人に部屋案内してあげて」

あたし達は勇介についていった。

姫乃は勇介のすぐ後ろをくっついて歩く。
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