僕等の透明な夏

―ぱらぱらぱら

金色の粉が空から降ってきた。

空を見上げ、あたしは思わず息を呑んだ。

空には沢山の七色の蝶々がいた。

蝶々があたしに襲い掛かってくる。

『きゃああああ!』

――――

………

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