僕等の透明な夏

お母さんは少し照れたようにくしゃっと笑った。

車がゆっくりと動きだした。

あたし達は窓から手を出してお母さんとお父さんに手を振る。

「じゃーね!」

『頑張ってね!』

「ありがとう。行ってらっしゃい!」

「またな~」

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