BLUE SAVE FORCE
その日の夕方のディナーパーティーに参加しているのも
全てその息のかかった者たちばかりだった


だからこそ

悠は今日ここに来なければならなかった。
ブルーシンジケートは地球のごく近い将来に対して
大きな警告を発していた

それが
ウェイマーライトと何らかの関係があり

そして
日本政府と日本軍はブルーシンジケートと
協力関係を築くか破棄するかの
瀬戸際にあり

そして
何らかの大きな脅威を
日本だけが抱えている

そういった事実を
15歳の悠は
その未熟な自ら自身に
抱えてしまわなければならないこと

そして
ダンラーディ
と知り合ったことで
自分がヒーローとしても
存在できそうな

そんな
将来に対して
エキサイティングな予感と興奮を感じていた

だから
危険な匂いのするダンから
遠ざかろうともしなかった
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