BLUE SAVE FORCE
その時だ…
ダンの豪邸の上空で
轟音がした
多分戦闘機だろう

それを見上げる悠には不思議な注目が予感めいて感じられた

「なんだ、あの戦闘機コクピットってあるのかい」

その上空を旋回している戦闘機には
大きな二つの翼の根元についたエンジンに隣接した
ボディにはミサイルの束が
密集されただけで
何にも胴体らしいパーツが見られなかった。

「変な戦闘機だな」
「コクピットはこれだ」

ダンは最新型のノートパソコンを持ってきて悠にひょいと渡した


「それで操縦ができる」
「マジデ」
「そして驚くのはそれだけじゃない」
「何が」
「その戦闘機は大気圏外飛行と戦闘が可能だ」
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