ボクは誰?
男子
実は、
クラスの全員が、
ボクを『ボクちゃん』と呼ぶ訳ではない。
数人だが、
『ボクちゃん』と呼ばない人達がいる。
呼ばないのはなぜか全員男子。
「なー、高橋。お前宿題やった?」
「ああ、ちゃんと終わらせた。」
「すげーな。ちょっと貸して。」
「人のを借りないで、自分でやらなきゃ意味ねーじゃん。」
「部活で疲れて寝ちまって、やってねーんだよ。」
「じゃあ、諦めな。(笑)」
思わずにやけて、
いじわるを言った。
「ひでー!」
野球部で毎日頑張っている、
小川雅史が嘆いてた。
「なんだよ、雅史。高橋に頼んでも無駄だぞ?」
小川雅史と仲がいい、
竹田晃が茶化す。
「晃まで高橋の味方かよ。ひでーよなー。じゃあ晃は宿題やったのかよ?」
「当たり前だろ?」
「あーあ。俺だけかよ。」
二人の会話を聞いていて、
何だか楽しい気分になった。
クラスの全員が、
ボクを『ボクちゃん』と呼ぶ訳ではない。
数人だが、
『ボクちゃん』と呼ばない人達がいる。
呼ばないのはなぜか全員男子。
「なー、高橋。お前宿題やった?」
「ああ、ちゃんと終わらせた。」
「すげーな。ちょっと貸して。」
「人のを借りないで、自分でやらなきゃ意味ねーじゃん。」
「部活で疲れて寝ちまって、やってねーんだよ。」
「じゃあ、諦めな。(笑)」
思わずにやけて、
いじわるを言った。
「ひでー!」
野球部で毎日頑張っている、
小川雅史が嘆いてた。
「なんだよ、雅史。高橋に頼んでも無駄だぞ?」
小川雅史と仲がいい、
竹田晃が茶化す。
「晃まで高橋の味方かよ。ひでーよなー。じゃあ晃は宿題やったのかよ?」
「当たり前だろ?」
「あーあ。俺だけかよ。」
二人の会話を聞いていて、
何だか楽しい気分になった。