ボクは誰?
男子と話している方が、

何だかボクには自然な感じ。

男子の方が、

さっぱりとしているように感じる。


「高橋、本ばっかり読んでっけど、そんなにおもしろい?」


晃が話しかけてきた。


「結構おもしろいよ。サスペンス物もいいし、純文学も読んでみるとハマる。」


「へー。」


ボクは読んでいた本を閉じた。


「じゃあ、ハーレクインは?」


「ボクが読むように見える?(笑)」


「ブハハハ!だよな!高橋、読まないっぽーいっす!」


「だろ?(笑)」


ボクと晃の会話を、

ポカンと聞いてた雅史。


「なんだ?そのハーレーなんとかって?」


雅史のボケに、

晃とボクは大爆笑。



やっぱり、

ボクは男子と話していたい。




時々、


クラスの女子の視線が痛いけど。



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