ボクは誰?
すでに洋服を着た二人と、

洋服がびしょ濡れのボクは、

また歩いて駅まで行って帰った。


「楽しかったな。また遊ぼーぜ。」


「雅史の部活がない時な。高橋もまたここに来ような。」


「ああ。あの場所、最高にいいな。」


何だか嬉しかった。


「高橋、やっと笑ったな。」


「え?」


「高橋は笑顔が似合うよ。」


何だか、

言われ慣れてない言葉だから、

すっごく照れくさかった。



< 148 / 406 >

この作品をシェア

pagetop