ボクは誰?
家を出て、

図書館へ向かう。





視線を感じる。


振り返ってみても、

誰もいない。


「気のせいか。」


ひとりごとを言いながら、

ボクは、

図書館へ向かった。



何度も視線を感じながら。




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