ボクは誰?
図書館
図書館に到着。
建物を見上げた時に、
ふと、
史佳を思い出した。
史佳と何度も来たっけ。
甘酸っぱい思い出が、
この図書館には詰まっている。
でも、
もう過去の話。
終わったんだ。
史佳との思い出は、
ボクから消えることはないだろう。
図書館に入ろうとした時だった。
「ボクちゃん!」
この声は、
絵美だ。
「何だよ。」
「だって、ボクちゃんにメールしても、電話しても出てくれないしー。絵美、超淋しかったんだからー。」
「特に用事ないし。」
「超さびしー!」
『超』を連発する絵美の、
しゃべり方が嫌い。
「んで、何か用?」
「ボクちゃん、一人なの?」
「ああ。雅史や晃がいなくて残念だったな。」
「ボクちゃんは何しに来たの?」
ボクの言葉を、
無視するかのように、
聞いてきた。
建物を見上げた時に、
ふと、
史佳を思い出した。
史佳と何度も来たっけ。
甘酸っぱい思い出が、
この図書館には詰まっている。
でも、
もう過去の話。
終わったんだ。
史佳との思い出は、
ボクから消えることはないだろう。
図書館に入ろうとした時だった。
「ボクちゃん!」
この声は、
絵美だ。
「何だよ。」
「だって、ボクちゃんにメールしても、電話しても出てくれないしー。絵美、超淋しかったんだからー。」
「特に用事ないし。」
「超さびしー!」
『超』を連発する絵美の、
しゃべり方が嫌い。
「んで、何か用?」
「ボクちゃん、一人なの?」
「ああ。雅史や晃がいなくて残念だったな。」
「ボクちゃんは何しに来たの?」
ボクの言葉を、
無視するかのように、
聞いてきた。