ボクは誰?
告白
帰宅して、
ベッドに寝転んでから、
史佳は、
窓の外をずっと眺めてる。
まだ大貴のことを、
考えているんだろう。
そこにボクが入る隙間はある?
そこにボクはいる?
ボクはここだよ。
キミはどこにいる?
キミの心はどこにある?
「有希、どうかしたの?」
突然声をかけられて、
初めてボクは、
史佳を見つめていたことに気づく。
「いや、何でもないよ。」
そう言ってごまかす。
「でも、有希。顔が赤いよ?」
「史佳の顔色が悪いから、ボクの顔色がよく見えるだけだよ。」
苦し紛れの嘘だと、
バレていたのか、
史佳は黙って微笑んだ。
ベッドに寝転んでから、
史佳は、
窓の外をずっと眺めてる。
まだ大貴のことを、
考えているんだろう。
そこにボクが入る隙間はある?
そこにボクはいる?
ボクはここだよ。
キミはどこにいる?
キミの心はどこにある?
「有希、どうかしたの?」
突然声をかけられて、
初めてボクは、
史佳を見つめていたことに気づく。
「いや、何でもないよ。」
そう言ってごまかす。
「でも、有希。顔が赤いよ?」
「史佳の顔色が悪いから、ボクの顔色がよく見えるだけだよ。」
苦し紛れの嘘だと、
バレていたのか、
史佳は黙って微笑んだ。