ボクは誰?
住宅街の中を走ったら、

一角にうずくまってる人がいた。




絵美だった。


「絵美。ごめん、言いすぎた。」


そう言って、

絵美の肩に手を触れた。


「ごめんね。ごめんね。」


何度も何度も謝る絵美。


「気にすんなよ。」


「本当は…。」





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