ボクは誰?
「キャハハハ!冗談だよー!」


いきなり絵美が笑い出した。


「そ、そうだよね。」


史佳も言葉に困ってる。


「絵美、変なこと言うなよ。」


「ごめーん。だって、鈴木さんをついからかいたくなっちゃったんだもん。」


「絵美、それがお前の悪い癖だぞ。」


「そうだったね。ごめんね。」


「ううん。有希が大好きなのは変わりないもん。」



キュン


ああ、

ボクの胸がキュンとした。


史佳の、


『大好き』って言葉を聞いただけで、

ボクの胸がキュンとした。


「じゃあ、絵美は帰るね。」


「ああ、また遊びに来いよ。」


「うん。絵美、超うれしー!」


絵美は嬉しそうな顔をして帰った。


「有賀さんって、おもしろい人だね。」


史佳の言葉に頷いた。




そこへ、

一通のメールが、

ボクの携帯に届いた。



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