ボクは誰?
コンビニに到着。

約束の時間より早かったから、

史佳と一緒にアイスを購入。

一緒に食べた。

店内ではさすがに食べられないから、

お店の前で食べた。


外はすっごく暑い。

たぶん気温は35度くらいあると思う。

今年も猛暑だな。




「お?もう高橋、来てんだ。はえーな。」


雅史が到着。


「ああ。」


「初めまして。鈴木史佳です。」


「あ、初めまして。小川雅史です。」


二人でペコペコおじぎをしてる。

何だかそんな姿が、

すっごく滑稽に感じた。


「高橋ー。何、ニヤニヤ笑ってんだよー。」


「いや、雅史が丁寧に挨拶してんのって、珍しいなーって思ってさ。(笑)」


「ひでーなー。俺だってちゃんと挨拶くらいするぞ?これでも野球部で鍛えられてるんだからな?」


「体育会系は厳しいもんなー。」


「何だよ、高橋。入ったことがないくせに、知ってるみたいなこと言って。」


「いや。(笑)」


史佳は、

雅史とボクの会話を聞いているだけで、

でもずっと笑顔でいてくれた。

史佳が笑顔でいてくれるなら、

ボクは何でもするよ。




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