ボクは誰?
ボクは決意した。



もう、

かなり悩み過ぎて、

おかしくなるくらいだった。



でも、

考えたって答えは出ない。

まずはお父さんに話してみないと、

何も始まらないんだよな。



ボクは、

部屋でゆっくり雑誌を読んでいる、

史佳に話すことにした。


「史佳。話があるんだ。」


「有希。実は私も話があるの。」


「え?」


意外な言葉にびっくりした。





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