ボクは誰?

失意の中で

コンビニに着いた。

お金を持ってない。

しかし、

夕食前にお父さんと話したから、

すっげー腹減り。



買えないけど、

店内で立ち読みした。

コンビニなら、

閉まらないからいい。



あーあ。

お金があったら、

ネカフェで、

一晩過ごすことだってできるのに。


「おい!高橋!」


ふいに、

声をかけられた。




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