ボクは誰?
自宅の前に到着。

こういう時って、

呼び鈴を押すのか?



ピンポーン!


!!!


雅史が勝手に押してるし。


「はい。どなた?」


「俺、高橋さんと同じ学校の小川雅史といいます。」


ガチャ


玄関の扉が開いた。


「有希!どこ行ってたの?」


お母さんの言葉に、

ボクは、

何て答えたらいいか困ってた。





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