ボクは誰?
ボクだって、

こんなにも史佳が好きなのに。

何十回、

告りそうになったことか。


いや、

何十回なんてもんじゃないかもしれない。

それくらい、

ボクは史佳が好きなんだ。



史佳から聞いた、

大貴への想いを聞いて、

ボクの中で、

どれだけ史佳が好きなのか、

すっげえ気づいた。


「大貴とうまくいくといいな。」


ボクの言葉を聞いた史佳は、

顔を真っ赤にしながら頷いた。




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