ボクは誰?
「史佳。雅史は大丈夫か?絵美はどうした?何でボクは病院にいるんだ?」
「有希。落ち着いて。」
「説明してくれよ。」
「うん。あの時、有希が私の紐をほどいたでしょ?それで私は晃君の紐をほどいたの。」
「ああ。わかってる。」
「晃君ね、こっそり携帯で警察に電話したの。でもしゃべったらまずいから、110番を押して、通話状態のまま携帯を放置して、部屋の会話が聞こえるようにしてくれたの。」
そうだったんだ。
晃、
やるじゃん!
「それで駆けつけた警察の人に、有賀さんは捕まったの。」
「絵美が?」
正直ショックだった。
「有希。落ち着いて。」
「説明してくれよ。」
「うん。あの時、有希が私の紐をほどいたでしょ?それで私は晃君の紐をほどいたの。」
「ああ。わかってる。」
「晃君ね、こっそり携帯で警察に電話したの。でもしゃべったらまずいから、110番を押して、通話状態のまま携帯を放置して、部屋の会話が聞こえるようにしてくれたの。」
そうだったんだ。
晃、
やるじゃん!
「それで駆けつけた警察の人に、有賀さんは捕まったの。」
「絵美が?」
正直ショックだった。