ボクは誰?
史佳がいなくなって、

目の前が真っ暗だった。

そうだよな。

永遠の別れじゃないんだ。


「雅史、ありがとな。力が出てきたよ。」


「高橋の気持ちは、俺もわかるよ。晃とはずっとバカばっかりやってきたけど、俺にとっては大切な親友だからな。」


「そうだったな。いっつも二人でいたよな。(笑)」


「もう俺らは、もうすぐ高校を卒業だよな。あと二年もすれば成人だぞ?」


「嘘みたいだな。実感ないよ。(笑)」





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