ボクは誰?
『女子プロサッカー選手○○が、性同一性障害と診断された。』


読んだけど、

よくわかんない。

ま、

どーでもいいや。


「ねえ、私達の学校、あった?」


史佳に話しかけられて、

本題を思い出した。


「ああ、ごめん。今調べるよ。」


ボク達の学校の名前を入力して検索。

すぐに見つかって二人で見た。


「楽しみだね!」


史佳が楽しそうに話す。

ボク達が高校生になったら、

どんな世界が待っているんだろう?


「大貴もこのまま進学するのかな?」


史佳は大貴を気にしていた。


史佳が幸せになるなら、

ボクはいくらでも応援するから。




でも、


なぜ、




胸が痛むんだろう?



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